ごあいさつ
感染拡大防止のための行動制限下において、国際交流は厳しい状況になっておりますが、このような状況だからこそ、世界中の人々が共に助け合いコロナ禍を乗り越えていかなくてはなりません。ワクチン接種が進み、治療薬が開発され行動制限が解除された後の世界は、喜びとともに人々が世界中に行き来し今まで以上に国際交流が進む時代がやって来ることでしょう。一日も早くその日が来ることを願ってやみません。
新型コロナ禍により、世界各国の距離感がこれまでになく縮まり、地球上のあらゆる国々の密接な関係性が強く認識される新しい時代が到来しました。
さて、当協会は今年度で17年目を迎えます。東根市や各種団体、また会員の皆様からのご協力を得て、これまで継続事業としてインターナショナルクッキングや春の花見、秋の芋煮会、山形大学の留学生による多文化コンサート、ホームステイの受け入れなど多彩な交流活動・国際理解活動を実施してまいりました。しかし、昨年来のコロナ禍でこれらの事業の多くは中止を余儀なくされ、東根市とドイツのインゲルハイム・アムライン市との交流、オリ・パラのホストタウン関連事業も一時的に縮小せざるを得ない状況ではありますが今後の展開に期待するところです。一方でこのような状況の中でも出来ることを考え、オンラインによる英語サロン「English Time」や日本語教室などが開催され、好評のうちに継続されております。
昨今、働き手として来日する外国人が増えており、東根市においても年々多くの外国の方々が就労されております。このような方々を含む在住外国人への日本語教育や日常生活サポートなどの支援活動、市民との交流などにも今後ますます力を入れていかなければなりません。昨年度、東根市では日本語支援ボランティアが養成され、多くの方にボランティア登録をしていただきました。今年度は当協会の事業として日本語教室を充実させて行く予定です。
国際交流は、相互理解を深めるとともに私たちの生活や文化を見つめ直す良い機会となります。身近な外国人との交流を通して多文化共生社会の可能性を探ることは、誰もが住みよい地域社会づくり、ひいては将来を見据えた人づくりにもつながってまいります。これからも当協会は市民の皆様へ情報発信を行い、外国人との交流の機会を提供してまいりますので、皆様方のなお一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和3年5月29日
東根市さくらんぼ国際交流協会 会長 髙橋京子
<組織概要>
団体名:東根市さくらんぼ国際交流協会外国名: Higashine Sakuranbo International Relations Association
連絡先: 〒999-3705 東根市宮崎1-3-30
電話: 0237-41-2369 FAX: 0237-41-2350
Web: https://sakuranbo.higashine.org/
設立年月日: 2004年12月13日設立
会員数: 個人37名 団体会員 5
市民による市民のための国際交流活動
東根市さくらんぼ国際交流協会とは?
この協会は、世界の人々と教育や文化・産業等の多様な交流を通じて市民の国際的視野を広め、国際理解や国際感覚を高めるとともに、世界に開かれた快適で魅力ある地域づくり及び国際親善に寄与することを目的としています。
<活動内容>
国際理解及び国際交流に関する諸事業の計画・実施
国際交流の啓発と普及
国際交流推進のための情報収集と提供
国際性豊かな人材の育成
市内在住外国人等への支援
<入会の条件>
協会の活動目的に賛同いただける方
年会費:個人2,000円 団体(企業を含む)1口5,000円